たまのニューテンポ /2020/空き店舗/展示企画

©️コムラマイ

多摩ニュータウン内にある遊休不動産の新たな活用を検討し、インディペンデントキュレーター青木彬氏と立ち上げたプロジェクト「たまのニューテンポ」vol.01として、地域イベントのコンテンツとして開催した。スタジオメガネは、企画立ち上げのみに参加し、展示内容はキュテーターとアーティストに丸投げという試みであった。建築家である我々は、場所を開くことと法規と制度、近隣関係者との調整の構築を行うことで、新たな表現の方法を探ったプロジェクトである。
ニュータウン内にある空き店舗の多くはスケルトンであることが多く、電気も水道も繋がれていないインフラから遮断された空間を無理やりマチに開き表現の場として参加させることで、ライブ的にインフラを借りてくることとなる。いかに様々な空間が外界に接続されているのかを身体的に体験することとなり。普段の接続に対する気づきも表現している。